2022年8月、父の葬儀を小さな火葬式(小さなお葬式)で行いました。
元気なうちに父からこんなお葬式を望んでいるという話を聞く機会もなかったので、葬儀について下調べをする、見積もりを取るということを何もしていませんでした。
父が家族のみの葬儀を希望していたということだけはわかり、母も同じ考えということでした。
葬儀社のことはよくわからないと母が言ったので、私が以前、資料請求をしたことがある小さなお葬式さんへ依頼することにしました。
今回は父が亡くなってから、小さなお葬式さんへ葬儀の依頼をして、無事に終えることができたことをご紹介します。
父が亡くなった後、小さなお葬式へ電話をかけて葬儀を依頼
午前5時頃、搬送先の病院から小さなお葬式さんのコールセンターに電話をかけました。
電話で伝えた内容
- 資料請求をしたことがあること、氏名
- 父が亡くなって、今、病院から電話をかけているということ
- 小さな一日葬か小さな火葬式を考えているということ
- 実家の住所
- 遺体を自宅で安置したいという希望
- 自宅が集合住宅で、エレベーターの状況など
実家に近い葬儀社さんを手配して、連絡をいただくことになりました。
10分ほどで葬儀社さんから連絡が入り、1時間から1時間半くらいの間で病院へ来ていただけることになりました。
その電話で一つ説明されたことがあって、実家の集合住宅の状況をみて、自宅への安置の可否を判断させていただくということでした。
自宅に安置できれば、母も少し落ち着いて葬儀のことを考えられるかなと思っていたのですが、難しいかもしれません。少し覚悟しておこうと思いました。
病院からの搬送と葬儀の打ち合わせ
葬儀社さんの車で自宅に戻ってきて、エレベーターや玄関口などを確認してもらいました。
遺体を自宅に安置するのは難しいという判断で、そのまま葬儀会場へ向かいました。
父は一晩預かり安置していただくことになりました。
それから、葬儀の打ち合わせです。
葬儀は小さな一日葬、あるいは小さな火葬式でということで打ち合わせを始めました。
それと父が救急車で搬送された病院は死後処置(エンゼルケア)というものがない病院でしたので、ケアをしてととのえてあげたいという希望を話しました。
お坊さんは菩提寺がなくて、お付き合いがあるお寺もなければ、葬儀社さんの方へ手配をお願いすることができます。
しかし、母は戒名をつけていただきたい、葬儀で読経をあげていただきたいと思いながら、どんなお坊さんがきてくれるのだろうかと考えすぎて、お坊さんの手配をお願いする決断ができません。
そこで葬儀社さんの提案で、
「戒名や読経は後からお願いすることもできるので、お坊さんを呼ばないというかたちで納棺式と火葬式を行うのはいかがですか」と提案をされて、そのように葬儀を行うことにしました。
打ち合わせを終え、必要書類に記入して死亡診断書をお渡ししました。
役所での火葬許可の手続きは葬儀社さんが代行してくれるので、私たちは帰宅しました。
葬儀当日の流れ
葬儀会場で納棺式を行い、火葬場へ向かいました。
葬儀社の方が火葬許可証を提示して、受付をしてくれました。
葬儀社の方の仕事はここで終わりです。
その後は火葬場の方の指示に従い、火葬をしてお骨上げをして帰宅しました。
葬儀翌日、小さなお葬式からかかってきた電話
葬儀の翌日夕方、小さなお葬式の方から電話がかかってきました。
内容は二つで、その一つは葬儀を担当した葬儀社の対応について伺いたいということでした。
あと一つは今後の四十九日法要、香典のお返し、仏壇や本位牌の準備、納骨などについてもサポートができるという案内でした。
葬儀後のサポートについては、自分たちで準備するのでとお断りしました。
後日、サポートの案内についてのパンフレットが送られてきましたが、電話がかかってくるということはなかったです。
小さなお葬式を利用した感想と葬儀にかかった費用
私は朝5時に飛込みで、小さなお葬式のコールセンターへ電話をかけました。
24時間365日対応と記載されていますが、コールセンターの方も葬儀社の方たちも快く対応してくださいました。
母も突然の出来事で、なかなか決断できないことにも、ゆっくり説明して寄り添っていただけたと思います。
葬儀にかかった費用
- 小さな火葬式の料金(小さなお葬式のパンフレットの通り、資料請求していたので割引価格)
- お花増量
- お棺特大(父は身長が高かったため)
- 納棺式の料金